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【韓国】スターを守れない風土 韓国社会には、深みのない表面的な現象に一喜一憂する傾向がある(朝鮮日報・コラム)[08/03]
- 2 :はるさめ前線φ ★:2009/08/03(月) 20:26:08 ID:???
- (>>1の続き)
韓国にはスターや英雄を守り抜く社会的な雰囲気が欠如している。かなり以前の話だが、
日本で子供たちのヒーローだったある野球選手が飲酒運転で摘発されたことがある。
このとき、日本のマスコミ業界では、これを報じるべきかどうかで激しい対立が起こったという話を、
何かの本で読んだことがある。スポーツの英雄が法に違反したことを報じることが重要なのか、
あるいは子供たちのヒーローに傷をつけない方が重要なのかということだ。
われわれにとってこのような悩みは非常にぜいたくなようにも思える。
「朴泰桓問題」に関しては、一歩踏み込んで韓国社会全体における優先順位について考えるきっかけを
与えてくれた。つまり、成功した人間をリーダーにすべきか、あるいは全体の平準化の方が大切か、
ということだ。成功した人間にケチをつけ引きずり落とそうとする風土の中では、スターが登場するのは
非常に難しい。われわれは一人か二人のスターに熱狂しながらも、そのスターの墜落をあまりにも簡単に
受け入れている。「どうせ」「やはり」などというどこか冷めた傾向がわれわれの心の中にないか、
振り返る必要があるだろう。指導者を生み出すための教育と、均等な機会や平準化に力を入れる教育には
当然違いがあってしかるべきだ。
成功したスターが墜落すること。これは、そのスターを支援して育てる社会の力量、あるいは合意が
足りないがゆえに起こるという事実を象徴的に示している。李明博(イ・ミョンバク)大統領は
「小さな川から竜が生まれ出てくるようにしたい」という趣旨の発言を繰り返しているが、21世紀の世の中では
汚れた川から竜が生まれることはあり得ない。川の水を最高のレベルにまできれいにする社会全体の
努力があってこそ、竜が誕生するはずだ。英国ではオックスフォードとケンブリッジというまさに
最高レベルの大学があり、米国にもハーバード、エールなどアイビーリーグ(米東岸岸の名門私大8校)に
属する名門大学がその国のスターや指導者を生み出し育てている。
朴泰桓選手にはここで挫折してほしくはない。そのためには本人が骨身を削るような努力を重ねることが
何よりも重要だが、韓国社会も彼に対してこれ以上非難を浴びせたり、利用したり引きずり落とそうとせずに
暖かく見守ってやってほしいと思う。今回なぜかキム・ヨナ選手のことも頭に思い浮かんだ。
彼女も朴泰桓選手の今の状況を目の当たりにしたはずだ。彼女のさわやかな笑顔が映し出される
テレビCMを見るたびに、どういうわけか心配な気持ちになるのは記者だけではないはずだ。
自分で自分を守ることももちろん大切だが、それと同じように、韓国社会がスターを守ることができる
レベルにないという思いが、この不安の原因なのだろう。
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