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(,,゚Д゚)ギコと从 ゚∀从ハインと学園都市のようです

1 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:33:15.44 ID:GFsk0RP60


既に明けておりましておめでとうございました。
今年もよろしくお願いしたいと思いました。
いやいやホントですってばマジにマジに。


そんな感じで第十七話。

まとめて下さっているのはオムライス様です
http://vipmain.sakura.ne.jp/559-top.html

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:33:44.59 ID:MbLfsaKKO
よっしゃー

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:33:50.09 ID:HvufRSGoO
あけましておめでとうございました

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:34:39.10 ID:aIzjjr13O
日曜って感じだなぁ

5 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:35:00.15 ID:GFsk0RP60

――――第十七話

              『過信の訴え』――――――――――





            「信じるもののために」
           これほど厄介な言葉はない


6 :Vivid ◆//////Vvd. :2009/01/04(日) 20:35:30.02 ID:jOaVe8hx0 ?PLT(12072)
あけましておめでとうございます
素直クールはもらっていきますね

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:35:39.99 ID:FY3SJ0uv0
あけおめ!
支援するぜ

8 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:36:38.48 ID:GFsk0RP60
都市の中心である教育区画。
様々な校舎や施設が並び立つ中、その建物があった。
学園生徒会の面々が利用する二階建ての施設だ。

今、その内部では混乱が起きている。

二階。
生徒会長を筆頭とした特別生徒会役員が使う生徒会室でも、同様だ。

川 ゚ -゚)「……・これは一体どういうことだ」

一斉に全員の携帯端末が鳴り響いたと思えば、
その内容は、生徒会メンバーでさえ驚くべきものであった。


何せ送った覚えのないメールを、自分達が発信したことになっていたからだ。


送られてきたばかりのメールをウインドウ表示し、皆に見せつけるように掲げながら問う。
相変わらずの無表情だったが、その瞳には軽い怒りが見て取れた。

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:36:41.61 ID:oxIk65dTO
すかさず支援

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:37:22.15 ID:Be20jidSO
一桁きたか

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:37:33.86 ID:uUEXeC4V0
シエン*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*アケオメ!!!!!

12 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:38:46.97 ID:GFsk0RP60
緊張が走る面々の中、フォックスが肩をすくめてみせる。

爪'ー`)y-「どういうこと、って言われても。
      どー考えても僕達以外の誰かの仕業でしょう。
      ただ、これは悪戯ってレベルを超えちゃってますけどねぇ」

川 ゚ -゚)「うむ……だが、犯人より撤回が先だ。
     ミセリ、すぐに全生徒へメールを送信してくれ」

ミセ;゚ー゚)リ「は、はいっ!」

慌ててPCへ向かうミセリ。
その背後で、トソンが画面を見つめる。
しかし、

ミセ;゚ー゚)リ「え……?」

川 ゚ -゚)「どうした」

(゚、゚;トソン「メールの送信が不可能? 接続が出来ない?」

ミセ;゚ー゚)リ「これは……!」

ミセリの手が高速で動き始めた。
ボードを連打し、PC画面に大量の文字を生み、何かを調べていく。

更にウインドウが多重展開し、僅か数秒でミセリの周囲が埋め尽くされていった。

13 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:40:48.76 ID:GFsk0RP60
そして全ての情報を確認し、

ミセ;゚ー゚)リ「……中枢にアクセスが出来ない。
      いえ、それどころか経路構築すら……これって――」

結論する。

ミセ;゚ー゚)リ「ハッキングなどという類ではないです!
      大元の方が抑えられていると見て間違いありません!」

言葉に、全員が西側の窓を見た。

写る景色は工業区画の一帯。
その中に、一際大きな建物がある。

この都市のネットワークを管理する、通称『MNWセンター』と呼ばれる建物だ。
『大元が抑えられている』とは、『MNWセンターが抑えられた』に等しい。

しかしここから見る限り、大きな異変は見られなかった。

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:43:12.26 ID:tzX3DHnB0
支援

15 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:43:22.16 ID:GFsk0RP60
川 ゚ -゚)「施設を破壊されたわけではないようだが……」

(゚、゚トソン「外部から、仮想領域を通じて攻撃を受けているのでは?」

ミセ;゚ー゚)リセキュリティが何重にも張られてるんだよ?
      仮に全てが突破されたとしても、今までそれに誰も気付かないなんておかしいよ!」

(゚、゚トソン「それはつまり――」

言いかけたトソンの言葉を、フォックスが続けた。

爪'ー`)y-「――このふざけたメールを送り、ネットワークを遮断した輩は、
      この都市……しかもMNWセンターにいる可能性が高いってことだよねぇ。
      内部から直接、操作したってことになるんだから」

皆の視線がクーへ集中した。
僅かだが情報を得た今、あとは行動を選択するだけだ。

川 ゚ -゚)「……口頭で都市中の生徒達にメール内容の撤回を伝える。
     これは通常生徒会役員に任せる。
     学園に残っている教師と協力して、出来るだけ早く都市中に行き渡らせろ」

ミセ*゚ー゚)リ「私が行ってきます!」

川 ゚ -゚)「トソンとフォックスはセンターへ。
     犯人と遭遇したなら確実に捕えろ。
     途中、見かけた生徒にメールの撤回を知らせることを忘れずにな。
     私はハインリッヒを保護しに行く」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:45:24.04 ID:hpAJt1KUO
あけおめ支援

17 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:45:33.90 ID:GFsk0RP60
(゚、゚トソン「了解しました」

爪'ー`)y-「お任せあれ」

言い、二人もミセリの後を追うように行く。
しかし、部屋を出る直前にフォックスが踏みとどまった。
彼は振り向くことなく、

爪'ー`)y-「一つ聞いておきたいことがあります」

川 ゚ -゚)「何だ?」

爪'ー`)y-「ハインリッヒがスパイだという話……嘘だと思って良いのですか?」

川 ゚ -゚)「…………」

押し黙ったクーの気配を背に、フォックスは肩をすくめる。

爪'ー`)y-「僕は精神的に大人だから良いんですけどね?
      ただあのチビっ子達は……本気で貴女のことを信じて、尊敬していますよ。
      副会長の自分としては、そこのところよく考えて動いてほしいと思います」

川 ゚ -゚)「……私は敬われるような者ではない」

爪'ー`)y-「それすらも尊敬の材料としているんですよ、彼女達は。
      貴女を悲劇のヒロインと見ることで、ね」

川 ゚ -゚)「…………」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:47:15.52 ID:XwKZ68rPO
ウヒョー!

19 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:47:49.17 ID:GFsk0RP60
爪'ー`)y-「非難しているわけじゃありません。
      貴女の気持ちも、僅かながらに理解しています。
      ただ――」

出て行きながら、

爪'ー`)y-「――隠し事も程々に、ね」

そう言い残して、フォックスは生徒会室から出て行った。
扉が閉まる音を最後に、静寂が落ちる。

川 ゚ -゚)「…………」

沈黙の時間は長く続かない。
何かを思い、しかしすぐさま思考を切り替えたクーは、傍に置いてある突撃槍を手に取る。
ホルダーの帯を肩に引っかけ、己の武具を装着。

川 ゚ -゚)「……まずは全てを止めてからだ。
     止めねば、必ず後悔が生まれる」

呟いた彼女は、生徒会室の出入口ではなく窓へと身体を向ける。
開き、手を掛け、縁に足を乗せ、

川 ゚ -゚)「っ!」

行く。
そこには一切の迷いも何もなく。

この都市を守る、という一つの使命を胸に、クーは跳んだ。

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:48:30.01 ID:ZCyC8pi0O
俺のバイブル学園都市様www
支援

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:48:47.16 ID:qlFcoQVB0
あけおめ
支援

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:49:04.61 ID:uUEXeC4V0









支援

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:49:11.03 ID:BYgHnHVl0
ブーンと兄者はきっといつか活躍してくれる・・・!!!!

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:49:15.51 ID:N/WE/KtoO
支援するしかねぇ

25 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:49:21.87 ID:GFsk0RP60
学園都市南部に走るサウス・メインストリート。
煙幕に消えたギコを探す生徒達が、そこにいた。
しかし、

「……もういい! ハインリッヒを探すぞ!」

数分も探したところで、リーダー格の生徒が捜索中止の指示を飛ばす。
手掛かりであるギコがいなくなったのなら、直接本命を探すまでだ。
集った生徒達を見渡し、何処へ向かうべきか考えた時。

<_プー゚)フ「はっはぁ――!!」

天から馬鹿が降って来た。

着地。
大柄な身体を地に打ちつけ、軽い音を一つ立てる。
衝撃など何のその、そのまま立ち上がったエクストは、背の剣を掴み、

<_プー゚)フ「ハインの居場所を知りたい奴は、この切っ先にとーっまれ!!」

「…………」
「…………」
「…………」

<_;プー゚)フ「……ノってこいよッ!!」

「「ノれねぇよ!!」」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:50:53.79 ID:JjT6NQ7e0
あけおめ支援

27 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:51:49.02 ID:GFsk0RP60
最近こんな役回りばっかだな、と呟くエクスト。
ホルダーから解放した大剣を一回転させ、その勢いで右肩に乗せる。

十数人の生徒を前にして、怖じることなく胸を張り、

<_プー゚)フ「さぁ、掛かってきやがれッ!!」

しかし、

「「……???」」

<_;プー゚)フ(あ、あれぇー?)

一体何がしたいのかを掴めない生徒達は、首を捻ることで応える。
対し、啖呵を切ったエクストも、自分から言い出したことに動けない。

そのまま一秒経ち、八秒が経ち、更に二十六秒が過ぎた頃。

( -∀-)「…………」

つかつかと歩いてきたモララーが、エクストの頭を拳で叩いた。
快音が響く。

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:52:13.05 ID:qlFcoQVB0
しえん

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:52:43.05 ID:aamnTjZL0
しえん


30 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:54:34.39 ID:GFsk0RP60
<_;プー゚)フ「いってぇ何すんだよモララー!?
         イイとこだぜ今の!?
         映画だったら、ぜってぇトレーラームービーで使われるくらい!」

( -∀-)「どこがだよ?
     君はね、ホントどーして勝手な行動をとるかな。
     いい加減僕も怒りたい」

<_;プー゚)フ「のわっ!? 耳を引っ張るな馬鹿野郎!」

( -∀-)「はいはい君の方が馬鹿ですよー」

痛がるエクストの耳たぶを指で摘み、そのまま歩いて行くモララー。
言い合いながら寮の陰に消えていったところで、その場にいた生徒達が我に帰る。
互いに顔を見合せ、訝しげな表情を浮かべ、どーしたもんかと頬を掻き、

「お、追え――!!」

リーダー格の生徒の声に、慌てて走り始めた。


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:56:07.86 ID:alnP8LoN0
バカモ〜ン!そいつがルパンだぁ〜

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:56:32.19 ID:KjxcFgsgO
エクストもモララーもいいキャラしてるなぁ…
支援

33 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:56:38.00 ID:GFsk0RP60
背後からくる騒がしい複数の足音に、エクストとモララーは満足げに頷いていた。

<_プー゚)フ「ははは、やっぱアイツら馬鹿だぜ」

( ・∀・)「名付けて『馬鹿に馬鹿のフリをさせて釣っちゃおう』作戦」

<_プー゚)フ「……え? 馬鹿が馬鹿に……何?」

(;・∀・)「……『馬鹿はやっぱり馬鹿だった』作戦かな。
     っていうかここ数分の『馬鹿』使用度が半端ないなぁ」

二人は並んで走っていた。
寮の陰に入り、向こうから見えなくなった瞬間からだ。

まるで、追われることが最初から解っていたかのような行動である。

34 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 20:58:36.00 ID:GFsk0RP60
左右に見えるは寮が並ぶ光景。
この道幅ならば、追いつかれても囲まれる可能性は少ないだろう。

( ・∀・)「じゃあ、打ち合わせ通りに頼むよ」

<_プー゚)フ「解ってるよ。
        逃げるフリしながら防戦して、出来るだけ南に引きつけるんだろ?
        しかも派手に、目立ちながら」

( ・∀・)「そういうこと。
     僕らがここで騒ぐことで囮となり、
     他のメンバーが東西を回って北へ行く手助けをする」

<_プー゚)フ「『ハインと仲が良い』っつー情報を逆手にとるわけだな。
        アイツらにとっての手掛かりは、今のところ目の前の俺達しかないから、
        嫌でも追ってこねぇとならんわけだ」

言って、上半身だけを振り返る。
自分を取り戻した生徒達がこちらを追って来るのが見えた。
モララー発案のこの作戦は、なかなか功を奏しているようだった。

残りのメンバーは今頃、二つに分かれて東西を移動しているだろう。
都市の南東・南西を回り、それぞれ商業区画・工業区画へ向かう算段だ。
しかしそのためには、南でハインを探す生徒達の目が邪魔だった。

というわけで、派手な囮役としてエクストとモララーが出てきたのだ。

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 20:59:47.25 ID:5WbaifZk0
uhooooooooooo!!!
遭遇ktkr支援!!

36 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:00:52.63 ID:GFsk0RP60
( ・∀・)「くれぐれも気をつけるように。
     今は十数人程度だけど、騒ぎを聞きつけられるともっと増えていくからね。
     適度に撃退しつつ、でも逃げ回るのを優先だ」

<_プー゚)フ「あー……ぶっ飛ばしてぇ」

( ・∀・)「あのー、話聞いてた?
     それに相手は上級生込みの集団だよ? 僕は勘弁願いたいね」

<_プー゚)フ「俺はいずれ学園最強になる生徒だぜ?
        やってやれねぇことはねぇ。
        流石に今は我慢するが、なんか悔しくてたまらん」

( -∀-)「御立派」

と、その時だ。
前方の交差路にいくつかの人影が現れる。
武器を構えているところから、どうやらこちらを止めるつもりらしい。

( ・∀・)「先回りされた……?
     どうも速度強化系の術式使いが向こうにいるっぽいね」

<_プー゚)フ「はン――」

鼻で一笑したエクストは、肩に乗せた大剣『オフェンスキープ』を振りかぶりながら、

<_プー゚)フ「――なら遠慮なくぶっ飛ばすだけだ!!」

正面から行った。

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:04:13.17 ID:ywfK1jjVO
支援支援。
ハインは果たしていまどこにいるのか。

38 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:04:34.24 ID:GFsk0RP60
躊躇いなく来るエクストの気迫に、先回りしていた生徒の表情が強張る。
しかしそれも一瞬で、力強く武器を構えて迎撃に入った。

撃音。

エクストの大剣が、相手の槍を力任せに弾き飛ばす。
あまりの勢いに一歩後退した生徒は、続けてその腹に蹴りを受けて吹っ飛んだ。

<_プー゚)フ「っ!!」

蹴った生徒の結末も見ずに、エクストは大剣を横へ振るう。

火花と同時に金属音が咲いた。
横から飛びかかってきていた、別の生徒の剣がぶつかったのだ。

しかしエクストは迷わない。
己のの身体をロールさせ、間合いを図り、腰を落とす。
その反動を使って、一気に前へ踏み込みながら、

<_プー゚)フ「甘い! 駄菓子屋で売ってるヨーグルトみたいな菓子より甘ぁーい!」

「なっ……!?」

突きこまれた棒の先端を、身を捻ることで回避する。

三人目が背後にいたのだ。
その奇襲は、エクストの研ぎ澄まされた直感により失敗してしまったが。

39 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:05:15.01 ID:GFsk0RP60
躊躇いなく来るエクストの気迫に、先回りしていた生徒の表情が強張る。
しかしそれも一瞬で、力強く武器を構えて迎撃に入った。

撃音。

エクストの大剣が、相手の槍を力任せに弾き飛ばす。
あまりの勢いに一歩後退した生徒は、続けてその腹に蹴りを受けて吹っ飛んだ。

<_プー゚)フ「っ!!」

蹴った生徒の結末も見ずに、エクストは大剣を横へ振るう。

火花と同時に金属音が咲いた。
横から飛びかかってきていた、別の生徒の剣がぶつかったのだ。

しかしエクストは迷わない。
己の身体をロールさせ、間合いを図り、腰を落とす。
その反動を使って、一気に前へ踏み込みながら、

<_プー゚)フ「甘い! 駄菓子屋で売ってるヨーグルトみたいな菓子より甘ぁーい!」

「なっ……!?」

突きこまれた棒の先端を、身を捻ることで回避する。

三人目が背後にいたのだ。
その奇襲は、エクストの研ぎ澄まされた直感により失敗してしまったが。

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:07:27.43 ID:aamnTjZL0
エクストつえええええ!

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:07:38.77 ID:P6ich30jO
>>37
ハインなら今俺の隣で寝てるよ

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:07:54.50 ID:FY3SJ0uv0
しえーん

43 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:08:23.08 ID:GFsk0RP60
前後に敵を置きながら、しかしエクストは余裕たっぷりに笑みを浮かべた。

大剣を両手で支えたまま膝を折り、その勢いで足払い。
背後にいる生徒のバランスを崩す。
一方の脅威が無くなったことで、エクストの意識は前方へ集中。

「くっ!」

<_プー゚)フ「ビビってンなよ先輩!
        こちとら可愛い後輩だぜ!?」

こうなったら、もはや止められる者はいない。
力任せに剣を弾き、大剣特有のゆったりした、しかし鋭い動きが風を切る。

「っぐぁ――ッ!?」

衝撃が迸り、剣を武器とする生徒の身体が飛んだ。

彼が寮の壁に激突するよりも早く、更にエクストは動いた。
後ろで足払いを受けて片膝をついた生徒に、回転の勢いを乗せた蹴りを放つ。
あの渋澤教師と張り合える力に、バランスを失った相手が耐えられるわけもなく。

<_プー゚)フ「よいしょぉっ!」

「がはっ!?」

打撃音を残し、僅か数秒の戦闘が終わる。
モララーが到着したのは、同時だった。

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:08:23.27 ID:BAk0f/Bt0
昨日が日曜日だと思い込んでいた僕は昨日学園都市が投下されていなかったので作者を恨んでました






支援

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:08:34.14 ID:AG16Ru/b0
エクスト強いが、まだ上級生の方が強くないと完璧にもうほぼ学園最強になっちゃうよなぁ

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:08:59.66 ID:aamnTjZL0
>>41
残念それは渡辺さんだ

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:09:45.74 ID:AG16Ru/b0
は?渡辺さんなら俺の上で腰振ってますが?

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:10:22.19 ID:GTwEXJjtO
>>45
クーが居る

49 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:10:28.74 ID:GFsk0RP60
<_プー゚)フ「わははは! 見よ! この完全勝利を!!
         今ならタダで写真撮っていいぜ!?」

( ・∀・)(言動はともかく……強い、な)

決して相手が弱かったわけではない。
腕章を見る限り、エクストを相手した三人ともが三年生だった。
しっかり鍛錬を積んでいたのか、連携も取れていた。

ただ、それよりもエクストが強かっただけの話。
渋澤教師に正面から立ち向かった実力は、決して偽りではないのだ。

( ・∀・)「でも――」

白色の杖型デバイス『ウルトレス』を構える。
教導境界線《ガイドライン》製であるウルトレスは、術式高速起動に向いた回路を有しており、
事実、モララーの望む速度で術式の発動を叶えた。

<_プー゚)フ「?」

魔力が走り、エクストの前面に結界を生む。
直後、その表面に光が三つ咲いた。

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:10:41.44 ID:j296PbwZ0
ヒートなら俺の横で寝てますよっと

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:10:45.19 ID:yf2rdQ23O
支援!

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:11:17.46 ID:FY3SJ0uv0
とりあえずつーは俺の腰の上だが?

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:11:34.89 ID:aamnTjZL0
トソンはもらっときますね

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:12:20.51 ID:AG16Ru/b0
>>48
生徒会の人達くらいだったら、やっぱそれでもほぼ学園最強クラスだろ?
いまいちヒラエルキー?がわからん。先生がむっちゃヤバイってのは分かるんだが。

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:12:39.52 ID:BAk0f/Bt0
>>47
残念それはショボ辺さんだ

56 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:12:41.73 ID:GFsk0RP60
<_プー゚)フ「お? おぉ?」

( ・∀・)「遠距離攻撃だね。
     君は目の前の敵しか見ないから困る」

<_プー゚)フ「成程。 そりゃあ礼を言わなきゃな」

うん、と頷き、

<_#プー゚)フ「コソコソと遠くから狙いやがって気に入らねぇ!」

(;・∀・)「君今、術式使いとか銃器使いの人達を全否定してるよ。
     っていうか落ち着こう」

今にも走って殴りに行きそうなエクストを宥める。
普通なら狙撃手は潰しておくべきだが、倒し過ぎも良くない。
自分達の役割は、あくまで防戦一方の囮でなければいけないのだから。

そんなこんなをしていると、後続の追手がこちらに追いついてきた。

流石に上級生中心の集団だけあって躊躇がない。
予め決められていたかのように、扇状にエクスト達を囲う。

<_プー゚)フ「あーらら、もう追いつかれちまった」

( ・∀・)「どうしたものか」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:13:48.10 ID:ADeVJiolO
ちなみにフォックスがくわえれるのは俺のち(ry

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:14:08.69 ID:AG16Ru/b0
>>55
は?じゃあお前のブツをしゃぶってるショボ辺さんは誰なんだよ・・・

59 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:14:26.26 ID:GFsk0RP60
すると、集団のリーダー格の上級生が口を開く。

「ハインリッヒの居場所を――」

<_プー゚)フ「――やなこった。
        悪ィが、疑われてるダチを売るほど腐っちゃいねぇっす」

「そのダチがスパイであっても、か?」

( ・∀・)「それすら解らない現状ですよ。
     だから事実が与えられているとしても、僕らは真実を求めたいんです。
     たとえその先に諦念があっても」

リーダー格の生徒が押し黙った。
腰に下げた剣の柄を触り、軽く握りしめる。
彼もモララー達と同じように、答えを見つけるために必死なのだ。

「……お前達もギコ=レコイドと同じ、か」

( ・∀・)「方向性だけですけど。
     まぁ、ギコの場合はクー生徒会長を信じるが故に、ってところだと思います。
     そして貴方も同様ですよね?」

「何故だ……?
 何故、同じところを見ておきながら、こうも違う行動になる?
 俺は間違っているのか?」

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:14:57.38 ID:GTwEXJjtO
>>54
ヒラエルキーって誰?新外国人?

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:15:55.08 ID:l+oxDbnz0
>>38>>39の違いがわからないんだけど

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:16:28.51 ID:V7NHAKve0
支援

ポニテまだー

63 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:16:29.79 ID:GFsk0RP60
<_プー゚)フ「間違ってなんかいねぇっすよ先輩。
        正しくもねぇけど」

( ・∀・)「そしてそれは僕達にも言えます。
     僕達のやってるのは、貴方と同じくただ信義に報いることだけ。
     だから、こうしてぶつかり合うのも仕方ないんですよね」

「……理解に感謝する。
 だが、退くことは出来ない。
 俺もお前達と同じように、己の信じる義のために剣を握っている」

一息。
そして苦笑し、

「悪いな。 迷いある刃で相手をさせてもらうぞ」

( ・∀・)「……解りました。 僕達も退けないのは同じです。
     なら、せめて本気でぶつかって、その結果に納得しましょう」

<_プー゚)フ「今回ばかりは逃げるわけにゃあいかねぇな」

モララーが杖を構え、エクストが大剣を肩に乗せる。
対し、彼らを囲う生徒達も各々の武器を構える。
最後にリーダー格の生徒が、銀光を発する両刃剣を引き抜き、

「「――ッ!!」」

誰もが一斉に駆け出そうとした時。
その誰もの動きを止めるように、一つの変化が訪れる。

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:18:26.93 ID:AG16Ru/b0
>>60
携帯はこれだから困る。自分で考えるか調べろ
ところでポテチの旨さは
コンソメ>>しお>>その他 だよな

65 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:18:48.79 ID:GFsk0RP60
(;・∀・)「え……?」

<_;プー゚)フ「うぉっ!?」

いきなりだった。
か細い音と共に、白い風が何処からともなく雪崩れ込んできたのだ。
春期という季節に場違いな冷気が、その場一帯を駆け抜けていく。

ほとんどの生徒達は突然のことに慌てて周囲を見る。
しかし一部の者は、この冷気の正体を知るが故に、叫んだ。

「ま、まさか……」
「来てしまったのか……!」

(;・∀・)「うわー、これ空気読んでるのか読んでないのか判断に困るなぁ」

<_;プー゚)フ「俺、帰っていいかな?」

エクストでさえも一筋の汗を浮かべて待ち構える存在。
それは、

「――おーっほっほっほ!!」

女性の甲高い笑い声。
それは上から降ってきており、応じるように皆が見上げる。
声の主は、とある一つの寮の屋根の上に立っていた。

|゚ノ ^∀^)「皆様、御覧あれ! 私、レモナ=ミオアーレの英姿をっ!!」

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:19:10.47 ID:KE+x7ZIg0
>>60
ばっかおめえ、知らねえのかよ!?
ヒラエルキーつったら、ほら、アレ、アレだよ!
最近流行の…アレだよ、わかれよ!


しかし、ググって見たら結構本気で間違って使ってる人が多くて驚いた

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:20:24.34 ID:EiLnDYtoO
しえん
>>60にはつっこまないでおく

68 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:20:44.87 ID:GFsk0RP60
レモナだ。

彼女が、いつもの格好、いつものテンションで立っていた。
今まさに激突しようとしていた生徒達を、弓にした目で見下ろしている。
はためくスカートの中がギリギリで見えないのも、彼女の威厳が為せる技か。

口を半開きにして固まる皆。
現われた場違いな存在に、思考が追いつかなくなっていく。
しかし彼女は気にしない。

|゚ノ ^∀^)「ところで……何か騒がしいと思って来てみれば、何事ですの?」

<_;プー゚)フ「知らねぇで来たのかよ御嬢!?」

|゚ノ ^∀^)「当然ですわ!
     我が友が、ギコを手伝うが故に追い詰められているという状況にwktkして、
     疾風の如く参じたのですから!」

<_;プー゚)フ「しっかり把握してるじゃねぇか!!」

( ・∀・)「っていうか、どうしてこっちの事情も知ってるの?」

|゚ノ ^∀^)「レモナ情報網に死角無し! ですわ!!」

(;・∀・)「あ、あぁ、そう……」

大袈裟な言動が目立つが、嘘だけは吐かない生徒だ。
そのことを知っているモララーは、よく解らないが事実として認識しておく。

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:21:10.01 ID:sgY6DKl4O
もしかして ヒエラルキー

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:22:05.66 ID:AG16Ru/b0
うっわふざけんなよ間違えたわちくしょうバカもうバカ。
ひらえるきー?ひえらるきー?ひえらるきー?ひえらるきー?ひらえるきー?

71 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:22:47.35 ID:GFsk0RP60
|゚ノ ^∀^)「困っているようですわね? どうして頂きたいのかしら?」

<_プー゚)フ「そこで俺の華麗な活躍を見とくってのはどーよ?」

(;・∀・)(まぁ、確かにここで暴れられて向こうを全滅でもさせたら、囮の意味が薄くなっちゃうからなぁ……)

適度に逃げ回り、適度に倒していく作戦だ。
そうすることで騒ぎを大きくし、生徒達の目をこちらへ引きつけることが出来る。
仮に出来なかったとしても効果はあるが、やはり長く逃げ回る方が良いだろう。

|゚ノ ^∀^)「? 見ておけばよろしいのかしら?」

<_プー゚)フ「あぁ、そこでジッと――」

|゚ノ ^∀^)「――御断りですわ」

<_;プー゚)フ「ってうぉぉぉぉい!? お前たまには人の話を聞けよ!!」

( -∀-)「君が言うな」

|゚ノ ^∀^)「危機に陥っている友人を放っておくなど、ミオアーレの姓が許しませんわ!
     困惑する庶民の先に立って救うのが我が家系の宿命!
     かつて人々を悪の亜人から守ったように、今こそ私が貴方達を守る時!」

(;・∀・)「えーっと……つまり『喧嘩に混ぜろ』と?」

|゚ノ ^∀^)「ですわっ!!」

<_;プー゚)フ「お前なんでこういう時だけやる気満々なんだよ!
         いつもみたいに適当に――って、今は昼かちくしょうガッデム!」

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:22:47.41 ID:Pz21hmwk0
ヒエラルキーなら俺の隣でn(ry

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:22:48.96 ID:P6ich30jO
ヒエラルキーって力関係でも使うの?
身分とかの上下関係じゃなかった?

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:23:09.69 ID:GTwEXJjtO
>>69
は?何言ってんの?
ヒラエルキーに決まってんじゃん

75 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:24:35.58 ID:GFsk0RP60
地団駄を踏むエクストの叫びは無視される。
こうなったらもはや止まらないのがレモナ=ミオアーレだ。
せめて、

(;・∀・)「せめて巻き込まれないように――!」

まるで、その場にいる全員に警告するようにモララーが言うと同時。
寮の屋根に立つレモナが一つの鋭い動きを開始した。
右手を振るい、袖を軽く引き、雪のような白い腕を露出させたのだ。

そこにあるのは腕輪。

しかし一つではなく、三つ。
三連の繋がりは、しかし固定されているわけでもなく、レモナが腕を動かす度に硬質な音を立てる。

レモナの使うデバイスだ。
髪の色と同じ黄金色の腕輪は、どう見ても高級品。
高級品=性能が高い、という認識が蔓延しているこの世界、
生徒達にとってレモナの装備は、思わず硬い唾を呑むほどの脅威である。

甲高い音。

音階の異なるそれが同時に鳴る。
デバイスを複数起動しているのだ。
当然、普通に使うよりも消費は早いが、その分だけ効果が高くなる使い方で――

|゚ノ ^∀^)「行きますわよ」

――ミオアーレの術式が起動する。

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:24:46.34 ID:AG16Ru/b0
分かったよもう、つまりヒラエルキーはヒエラルキーでヒラエルキーなヒエラルキーなんだろ?
これで解決。

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:25:13.94 ID:KE+x7ZIg0
>>73
ヒエラルキーは階層構造のことを指すこともあるから、広義では力関係のことを指しても問題ないと思うぜ支援

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:26:23.74 ID:jKCjGmAe0
ヒラエルキーな支援

79 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:26:34.21 ID:GFsk0RP60
異変が起きた。
硝子が割れるような音と共に、空気が一変する。
瞬間、その場にいた全員が見た。

「「!?」」

レモナの周囲に、直径一メートルほどの氷の塊が浮いている。
全て大きさは均等に、その数は二十は軽く超えていた。

|゚ノ ^∀^)「ミオアーレの眷属たる私が命じます――」

右腕を高々を掲げる。
呼応するように氷塊が上昇し、その頭を下へ向け、


|゚ノ ^ー^)「――ひれ伏せ、と」


一斉に発射された。

「「――っ!!?」」

逃げる暇もなかった。
問答無用に放たれた氷塊が落ちてくる。
速度こそ劣るが、その迫力は目の前で大砲を撃たれたに等しい。

撃音の連続。

逃げようとする生徒の悲鳴すら掻き消すほどの音が、鳴り響いた。


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:27:19.07 ID:P6ich30jO
>>77
へー、そうなのか。サンクス
それとそろそろみんな落ち着こうww

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:27:32.81 ID:uUEXeC4V0
>>64
塩の前にバターしょうゆだろ糞が

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:27:58.60 ID:GTwEXJjtO
レモナTUEEEEEEE

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:28:10.31 ID:7aSEKGvqO
つえーな

84 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:28:32.90 ID:GFsk0RP60
<_;プー゚)フ「うわぁー……相変わらず容赦ねぇな」

(;・∀・)「流石に死人が出そうな光景だ……」

この攻撃を予め察知していた二人は、レモナの立つ寮の壁際に退避していた。
目の前で繰り広げられる阿鼻叫喚の光景に、冷や汗を流しながらコメントする。
真上から返事が来た。

|゚ノ ^∀^)「殺しはしませんわ。
     例えるなら……そう、クックル=スドゥリーのストレートパンチを
     正面から無抵抗にブチ込まれる程度の威力ですのよ?」

<_;プー゚)フ「それ死ぬ! 間違いなく死ぬ!
         ってか、ここで全滅させて騒ぎが治まったらどうするつもりだ?」

( ・∀・)「それは――……! いや、その心配はないみたいだよ」

モララーが壁から身を剥がした。
その視線の先には、氷塊の襲撃を受けて壊滅した生徒達の姿。

多くが倒れている中、しかし未だ立っている生徒がいる。


85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:29:03.84 ID:tzX3DHnB0
支援

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:30:16.88 ID:FY3SJ0uv0
ヒエラルキーなんかかっこいいよ支援


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:30:34.42 ID:yf2rdQ23O
…惚れた!
株上昇中

88 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:31:02.55 ID:GFsk0RP60
「……流石だな。
 あのミオアーレの血筋は伊達ではない、か」

リーダー格の生徒と、同じ上級生の生徒が数名。
あの混乱の中、ほとんど傷も負わずに生き残っている。

レモナの術式は確かに強力だが、それはあくまで二年生の中での話で、
やはり上級生である彼らには通用しなかったようだ。
彼は、己の武器である剣についた氷を、軽く振るうことで払いながら、

「ただ闇雲に力をぶつけるだけなら、
 向かい来る攻撃のベクトルは直線に限定される。
 ……つまり回避は容易い、ということだ」

言葉にすれば簡単だが、
落ちてくる氷塊のプレッシャーに対し、一瞬で動ける判断力は並の努力では身につけられない。
名も知らぬ上級生だが、その実力はこちらの思う以上に高いらしい。

|゚ノ ^∀^)「今のは、雑魚を多く仕留めるための術式ですわ。
     つまり今の術式を受けてしまった=雑魚ってことですわね。
     現実は冷たいんですわよ?」

「これからが本番というわけか」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:31:13.06 ID:pSKLeVaU0
レモナつええwww
支援

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:31:59.51 ID:COUjDEuR0
なんというレモナwww
支援だぁあああ!!

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:32:11.82 ID:AG16Ru/b0
うひょう流石上級生!!

92 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:32:31.61 ID:GFsk0RP60
|゚ノ ^∀^)「察しがよろしいですわね。
     そしてそれは貴方にも言えるのでは?」

「……ふっ、確かにそうだ。
 二年生の最強に最も近い二人が敵にいるのではな。
 下級生とはいえ、それなりの覚悟で向かわねば怪我をするだろう」

<_プー゚)フ「おいモラっち、お前軽く無視されてンぞー」

(;・∀・)「君らみたいなブッ飛んだ人種と同一視される方がショックだよ」

言い、全員が身構える。

モララーは杖を、エクストは大剣を、レモナはブレスレッドを装着した腕を。
リーダー格の上級生は剣を、右隣の生徒は槍を、左隣の生徒は幾枚かのカードを。

エクストが一歩前へ、歯を剥いて笑い、


<_プー゚)フ「そんじゃあ、お互い信じるもののために――!」

「――争おうか!!」


本格的な戦闘が、開始された。

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:33:04.50 ID:MvF7Nuf30
でも顔無しって大抵横からドーン!で終るような役ばっかだよな・・・

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:34:20.10 ID:fkIo+srSO
あけましておめでとうございまーす
でわでわヒートは貰っていきますね

95 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:34:46.94 ID:GFsk0RP60
本当に騒ぎが起きたのだと気付いたのは、緊急メールを受け取ってからすぐだった。
誰かが走る音や、指示を飛ばす声を聞き、皆が動いているのだと理解する。

ξ゚听)ξ「…………」

ツンは、その視線から逃れるように身を屈めていた。

現在位置は、生活区画――その南東に位置する場所だ。
今、彼女は身を低くして移動している。
北を目指した進路、つまり商業区画へ向かう算段である。

つい先ほどまで書物を手に考えを巡らせていたツンだが、
いきなり送られてきたメールを読み、すぐに行動を開始していたのだ。

『尚、彼女の深く関わっていた者にも同じ疑いがあるため、
 その点においても十分気を付けてほしい』

という言葉が、自分や他の仲間に向いていることを即座に理解したからだ。
誰かに見つかる前に建物と建物の間に入り、出来るだけ音を立てずに移動を開始している。

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:34:50.89 ID:j296PbwZ0
>>94
すでに俺が寝取った

97 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:35:59.90 ID:GFsk0RP60
ξ゚听)ξ(まずは誰かと合流しないとね……)

状況が解らない。
他の皆も隠れているのか、別に隠れなくとも良いのか。
そしてハインはどうなってしまったのか。

メールが使えない以上、誰かを顔を合わせて話し合う必要がある。
だが、そこらで走り回っている生徒の前に姿を見せるのは、リスクが高かった。
故に、仲間達がいそうな場所である商業区画を目指しているのだが――

壁|听)ξ ソーッ

見つからないよう、こっそりと顔を出して確認。
他の場所にハインか仲間かを探しているのか、この区域は人の影があまり多くなかった。
今現在見る限りでも、走る音も声も人影も見えない。

今なら行けそうだ。

この道を突っ切って行けば、ショートカットになる。
気が抜けない状況、早く仲間と合流して身の安全を確保したい。
そして何より、


……ブーンは無事なのかしら。




98 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:37:53.87 ID:GFsk0RP60
昔からトロい子だった。
足は速いが、如何せん判断力に乏しい。
自分がしっかりついていないと、必ずミスをやらかすだろう。

いや、もしかしたら既に拘束されているかもしれない。

ξ゚听)ξ(まったくもう……世話が焼けるんだから。
      こういう時くらい、ちゃんと傍にいなさいよね)

自分から離れたことは忘却の彼方。
何故かブーンが悪いことにして、ツンは移動を試みる。
誰もいないことを確認し、広い道路へ飛び出し、


「――ちょっとそこの御嬢さん?」


と、まるで待ち構えられていたかのようなタイミングで、横から声が掛かった。

ξ;゚听)ξ「え?」

そのまま逃げれば良かったのだが、反射的に振り向いてしまう。
そこには、

N| "゚'` {"゚`lリ「そう、そこの君だ」

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:39:04.39 ID:COUjDEuR0
支援
まさかのABEさんだと…

100 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:39:29.94 ID:GFsk0RP60
作業衣のような服を着た大柄の男。
優に二メートルは超えていそうな長身が、ツンを見下ろしていた。
彼は、敵意とは無縁の優しそうな笑みを浮かべ、続ける。

N| "゚'` {"゚`lリ「ハインリッヒ=ハイヒールという女子生徒を探している。
        君も知っているだろう?」

ξ;゚听)ξ「……!」

まずい。
よく解らないが、まずい。
学園都市に来て、僅かながら培われた直感が告げる。


――この男は、危険だ。


ξ゚听)ξ「……知りません」

N| "゚'` {"゚`lリ「ん?」

ξ゚听)ξ「ハインリッヒなんて子、私は知りません」

N| "゚'` {"゚`lリ「ふむ……」

知らぬ存ぜぬを貫いて、この場を離れることに集中する。
このまま時間を食えば、他の生徒に発見される危険性も増すからだ。


101 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:41:16.65 ID:GFsk0RP60
しかし、

N| "゚'` {"゚`lリ「――嘘はいけないな」

あっさりと見破られた。
同時、根拠もない悪寒が背筋を駆ける。
思わず一歩後退してしまうほど。

ξ;゚听)ξ「…………」

N| "゚'` {"゚`lリ「隠し事は駄目だ。
        偽りは真実を隠すだけでなく、『真実が在ったこと』すら消してしまう。
        それは俺の姓が、そして血が許さなくてね……厄介なことだよ」

ワケの解らないことを言う男。
ツンは、その背に一つの武具があるのを見る。
斜めに背負われたそれは、

ξ゚听)ξ(槍……?)

鉄槍。
それが男の背にあった。
機械的なパーツは見当たらず、ごく普通の槍だと解る。

だが、ツンが注目する部分は別のところにあった。

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:41:27.24 ID:KE+x7ZIg0
ブーンなら駆けつけてくれるはず支援

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:42:13.42 ID:7k5zdLqlO
支援

104 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:42:47.20 ID:GFsk0RP60
穂先だ。
刃の部分が、そのままになっている。
つまり、刃引きされていない状態で背負われているのだ。

ξ;゚听)ξ(普通、この都市に入る時は、
       入都管理官に武器を預けて刃引き加工を施さないといけない。
       学園都市の住人でも、他から来た観光者でも、例外はないはず……)

では何故、この男の槍はそのままなのだろうか。
何故、『人を殺せる』形のまま持っているのだろうか。

N| "゚'` {"゚`lリ「――――」

ξ;゚听)ξ「……!」

いつの間にか男がこちらの目を見ていた。
表情こそ変わらないが、その雰囲気は一変している。

逃げたい。
逃げなきゃ。
逃げないと危険だ。

本能が警鐘を鳴らしている。
だが、足がすくんで動かない。


男が、右手を、ゆっくりと、前へ、こちらに、向かって――



105 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:44:24.62 ID:GFsk0RP60
N| "゚'` {"゚`lリ「ん?」

その時だ。
後方で、一つの足音が聞こえた。

ξ;゚听)ξ「ブ、ブーn……――!」

咄嗟に頭に浮かんだ名を言いながら振り向けば、


ハハ ロ -ロ)ハ「…………」

爪*゚〜゚)「…………」


ξ;゚听)ξ「……ぁ」

そこには、よく見知った仲間の顔があった。
てっきりブーンかと思っていたツンは、言葉を止め、振り向き途中で身体を固める。
向かって右に立つハローが、露骨な溜息を吐いた。

ハハ ロ -ロ)ハ「どうやら御呼びじゃないようね。
       帰りましょうかスズキ」

ξ;゚听)ξ「ちょ、ちょっと待ってぇぇぇ!」

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:45:44.21 ID:AG16Ru/b0
ハローさんはやっぱりセクロスするときは外人のように喘ぐのだろうか。
だが個人的にはマグロであってほしい。

ハハ ロ -ロ)ハ「あら、入ってたの?失礼したわね」

って言われたい

107 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:46:12.64 ID:GFsk0RP60
ハハ ロ -ロ)ハ「え? 何かしら?
       私達、あのニコニコ肉マンじゃないんだけど」

ξ;凵G)ξ「謝るからっ! 謝るから見捨てないでっ!」

爪*゚〜゚)「いやぁ、謝るのは自分達でありますよぅ。
     ホライゾン君じゃなくて申し訳ないであります」

ξ;凵G)ξ「ごめんなさいごめんなさい!
       あの『……ぁ』って落胆的な意味じゃなくて単に予想外だったのよー!」

ツンの半泣き声に、背を向けかけたハローとスズキが止まる。
やれやれ、と肩をすくめ、ツンを助けるために走り寄って来た。
なんだかんだ言って助けてくれる友人に、ツンは心からの感謝を心の中で送る。
口に出すのはどうしても悔しかった。

ξ;゚听)ξ(でも――!)

ともあれこれで何とかなる、と強気に振り返れば、

N| "゚'` {"゚`lリ「よいしょっと……」

何故か脱ごうとしている男の姿が目に入った。

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:46:15.89 ID:dlnOgYCwO
これは気まずいwwww

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:47:17.29 ID:KE+x7ZIg0
これは予想GAYすぎるwwwwwww

110 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:47:30.05 ID:GFsk0RP60
既に上半身は脱ぎ終わり、腰まで下がった作業衣を引き下ろそうとしている。
一瞬だけ思考が真っ白になるが、反射的に口が開いていた。

ξ;凵G)ξ「いやああああああああああ!!」

爪;゚〜゚)「うひゃあああああああああ!!」


爪;゚〜゚);凵G)ξ「「――変態ぃぃぃぃぃぃっ!?」」


純情乙女二人が悲鳴を上げ、半裸が顔を上げた。

N| "゚'` {"゚`lリ「……?」

目の前の視線を受け、首を傾げる。
その視線を辿り、自分の胸部を見て、そのまま背後を見て、再び首を捻った。

N| "゚'` {"゚`lリ「変態? 何処だ?」

爪;゚〜゚)「うわぁまずいでありますよ! 自覚がない変態であります!
     これが巷に聞くナチュラル変態……!!」

ξ;凵G)ξ「ねぇ、もう逃げよ!? どうでもいいから逃げよ!?」

慄くスズキの腕を引っ張って懇願するツン。
スズキも同意なのか、腰にある煙玉へ手を伸ばす。

111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:48:52.11 ID:ADeVJiolO
阿wwwww部wwwwwwww

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:49:00.27 ID:pSKLeVaU0
ハローさんは?
支援

113 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:50:28.63 ID:GFsk0RP60
だが、

ハハ ロ -ロ)ハ「…………」

そこにハローが割り込んできた。
ツンとスズキに『下がってなさい』というジェスチャーを送り、二人を守るように立ちはだかる。

N| "゚'` {"゚`lリ「…………」

ハハ ロ -ロ)ハ「…………」

両者睥睨。
そして、

N| "゚'` {"゚`lリ「――ふっ」

ハハ ロ -ロ)ハ「――ふふふ」

同時に笑み。
何か通じるものがあるのか、二人の意思は言葉無しで通じ合う。

ξ;凵G)ξ(もうやだぁ……助けてブーン……!)

爪*゚〜゚)(でも、なんだかちょっと面白そうであります……!)

ツンとスズキの視線を浴びつつ、ハローと阿部が構える。
戦闘――と呼べるのか解らない何かが始まったのは、直後だった。

114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:50:42.31 ID:COUjDEuR0
支援
脱ぐなwwww

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:50:56.40 ID:tzX3DHnB0
支援

116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:52:06.38 ID:pSKLeVaU0
レズVSホモか…
支援

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:52:33.48 ID:uUEXeC4V0
スズキが目覚めた

118 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:52:58.15 ID:GFsk0RP60
一方その頃。

(,,゚Д゚)「…………」

南東へ向かったハロー達は逆に、ギコは南西――つまり来た道を引き返していた。
そのまま工業区画へ向かい、ハインや仲間を探し、クーと接触するつもりである。

工業区画を選んだのは、単純に人の動きが少なそうだったからだ。

あの区画にいるのは科学技術・錬石専攻学部の連中。
彼らは基本的に、自分の興味外のことに身体を動かすのを面倒がるので、
いつも活発な商業区画を抜けるより安全だという判断だ。

自分はスズキのように偵察・隠密技能に秀でているわけでもないし、
ハローのように機転が利くわけでもないので、こちらを選ばせてもらった。
快く承諾してくれたスズキとハローには、この騒ぎが終わったら何か礼をしようと思う。

途中、ヒートと鉢合わせになるではないかと警戒しながら走ったが、
何とか見つかることなく生活区画を抜けることが出来た。

あとは工業区画でハインと仲間を探し、
クーから直接、話を聞くことで真実を確かめるだけ。
何かが間に合わなくなる前に、一気に走りぬけたいところだ。


しかし現在、その足は止まってしまっている。

119 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:54:41.00 ID:GFsk0RP60
生活区画と工業区画の間。
都市内を流れる人工川が近いのか、水音が遠く響いてくる中、
寮も工場も人影も疎らな地点にギコがいる。

(,,゚Д゚)「…………」

彼は拳を作って構えていた。

左手には黒色のブローブ。
右手には包帯。

怪我は完治しかけているが、まだ満足に戦えるようなコンディションではなかった。
元々『理由』無しに拳は振るわないとはいえ、防御にも使えないのでは心許ない。
そんな彼が油断なく睨む先には、

(   )「…………」

かつて夜の屋上で襲ってきた、あの黒布の敵が立ちはだかっていた。

その両手には、それぞれ長さの異なるナイフ。
必要ない、と言わんばかりに隠す素振りを見せない。
加えて白昼堂々と不審者オーラを出しているあたり、随分な余裕があるらしい。

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:55:31.81 ID:tzX3DHnB0
支援

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:55:47.48 ID:KE+x7ZIg0
どこもかしこもやばすぎる支援

122 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:56:04.47 ID:GFsk0RP60
(,,゚Д゚)「なんでお前がここにいるのか解らんが……邪魔するなら殴るぞ。
    アイツらに協力してもらってる以上、拳を振るうことに迷いはない。
    俺はクー生徒会長に会わなきゃならないんだ」

(   )「…………」

(,,-Д゚)「黙して語らず……刺客の鑑だな、アンタ」

半ば感心しつつ腰を落とす。
黒布の男が自分を狙う理由は、何となく察しがついていた。

(,,゚Д゚)(ハイン関係、だよな)

襲撃はこれで二回目。
そのどちらもが、まずギコを狙っている。
それはつまり、

(,,゚Д゚)(アイツと俺を会わせたくないのか。
    それとも単に、動き回ろうとしてる俺が邪魔なのか……)

直感は後者を選んでいた。
これもまた憶測だが、この黒布の男は敵の中心でない気がする。
何より、自分とハインが出会ったところで大きな変化はないだろう。

だとするなら、企みの邪魔になりそうな自分が、こうして足止めを食らうのも納得出来る。


123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:56:29.73 ID:fkAR/5cNO
あけおめ支援

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:56:36.10 ID:ADeVJiolO
謝罪

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 21:57:00.67 ID:543HsddiO

携帯から支援

126 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 21:58:56.29 ID:GFsk0RP60
(,,-Д゚)(ううむ……何となく話が見えてきたか?)

突如として送られてきた不可解なメール。
混乱する都市に、遂には同じ住人を疑い始めてしまった生徒達。
そして、ここにきて黒布の男が姿を見せたということは――

(   )「――――」

瞬間、黒布が大きくはためいた。
思考の隙を突いて、獣のように姿勢を落として疾駆。
陽光を弾くナイフの切っ先は、間違いなくギコを向いていた。

(#゚Д゚)「逃げるにしても、殴って捕らえるにしても……やるっきゃないか!」

反射的にギコも前へ出た。
拳を握り、最初から全力で駆ける。

何かに押されるように、そして急かされるように。



127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:00:15.70 ID:bKYCdJHiO
ヒエラルヒー
元々は女性の胸の大きさを表す言葉である

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:00:41.25 ID:tFIKvUxM0
追いついた

129 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 22:01:52.25 ID:GFsk0RP60
以上で終わります
ありがとうございました


余談ですが、
『この作品のBGMは何がいいかな』と妄想した時、
一番しっくりくるのがFF8のサントラだったりします
んで、よくそれを聞きながら書いていたりするのですが


聞きながら書くお

テンション上がってきたお

あーFF8懐かしいお

…………。

年末に片付けたPS2どこやったっけ…… ←さっきまでここ


ってな感じで『あぶねー』というか
オススメです

130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:02:08.92 ID:tFIKvUxM0
あっるぇー!?


131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:02:44.40 ID:9XOp14880
おつー

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:02:55.62 ID:j296PbwZ0


133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:03:16.04 ID:AG16Ru/b0
おつ。

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:03:41.86 ID:fkAR/5cNO
乙!
ゲームはやり始めるとずっとやっちゃうよなwww

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:04:08.19 ID:yf2rdQ23O
乙!

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:04:34.72 ID:V7NHAKve0


137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:05:44.79 ID:uUEXeC4V0


キスティスの息臭いお(´;ω;`)

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:06:15.43 ID:zt2IiWzx0


またいい所で

139 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 22:07:59.97 ID:GFsk0RP60
あ、何か質問とかあればどぞ

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:08:04.93 ID:dlnOgYCwO
ここで終わりかよおおお乙
毎回寸止めばっかで気が狂いそうだ

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:08:49.61 ID:RRmqtO6oO
次回も期待


142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:11:31.23 ID:tzX3DHnB0



143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:11:57.50 ID:7HsXKshuO
やっと追いついた
乙!
そしてあけおめ

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:12:53.99 ID:AG16Ru/b0
上級生達とのヒエラルだかヒエラルだかのキーを教えてください

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:16:03.56 ID:COUjDEuR0
乙!
学園都市の世界ってFFの召還獣みたいな存在っているの?

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:16:43.45 ID:7HsXKshuO
では質問。

よくエクストやモララーは学年最強みたいに言うけど、
他のクラスメイト共はみんなどのくらいのレベルなんだ?

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:16:52.66 ID:BAk0f/Bt0
FF8の影響で更新頻度が変わることはありますか?

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:18:01.11 ID:wcXCMGiu0
乙。
最高7年生までだっけ?
2年でこれだと7年とかカオスじゃね・・・

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:18:18.07 ID:ADeVJiolO


150 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 22:20:58.18 ID:GFsk0RP60
>>144
何を示せばいいんだろう・・・?

>>145
とりあえず竜種はいます

>>146
エクスト、レモナ・・・3年生の中堅レベル
ヒート、モララー、クックル・・・3年生の弱い方的なレベル
ツン、ミルナ、ハロー・・・2年生の強い方なレベル
ブーン、スズキ・・・2年生の普通なレベル

ギコは曖昧なので不明です

>>147
あまり心配はいらないかと
けっこー冷めやすい性格なので

>>148
5年生までですよ奥さん!

151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:22:59.14 ID:V7NHAKve0
ポニテ(ry

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:26:58.49 ID:e/Hat7G40
ttp://vipmain.sakura.ne.jp/end/65_5/tojo-matome.html
>武装: bO7【ブロスティーク=エザンカ=ミゾーク】
あれ? ブロスって18番じゃなかったっけ?

153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:29:58.81 ID:7HsXKshuO
モララーの杖ってどんなん?
なのはみたいなヤツ?

度々質問すまんこ

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:31:14.01 ID:yl+ctChFP
>>119
ブローグ?

155 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 22:31:35.55 ID:GFsk0RP60
>>151
出るの随分先になっちゃtt(ry

>>152
素で間違えてますねー泣きますよー

>>153
言葉で説明するのは難しいのですが
かなり機械機械してます
ぱっと見、砲撃用武装に見えるかもしれないくらい

156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:31:57.14 ID:yl+ctChFP
>>154
あ…俺もミスった
ブローブ?

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:32:04.37 ID:e/Hat7G40
btcmで、クーの血液はハインのラークレイングの細胞だけを死滅させたって言ってたけど、クルトはラークレイングの存在を知ってたの?

158 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 22:33:03.55 ID:GFsk0RP60
生活区画と工業区画の間。
都市内を流れる人工川が近いのか、水音が遠く響いてくる中、
寮も工場も人影も疎らな地点にギコがいる。

(,,゚Д゚)「…………」

彼は拳を作って構えていた。

左手には黒色のグローブ。
右手には包帯。

怪我は完治しかけているが、まだ満足に戦えるようなコンディションではなかった。
元々『理由』無しに拳は振るわないとはいえ、防御にも使えないのでは心許ない。
そんな彼が油断なく睨む先には、

(   )「…………」

かつて夜の屋上で襲ってきた、あの黒布の敵が立ちはだかっていた。

その両手には、それぞれ長さの異なるナイフ。
必要ない、と言わんばかりに隠す素振りを見せない。
加えて白昼堂々と不審者オーラを出しているあたり、随分な余裕があるらしい。



訂正ここまで

どうも『グローブ』と打つのが苦手らしいですね自分・・・

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:34:04.82 ID:V7NHAKve0
そうか、いつか出るんだな、絶対だな
wktk

160 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 22:36:20.38 ID:GFsk0RP60
>>157
確かラーク(ry はリトガーが後に作ったものなので存在自体は知らないはず
ただハインリッヒを知り尽くしている以上、彼女を暴走させる因子も当然知っているわけで
そういう意味での対策だったのでしょう

だから別の手段でハインを暴走させても、クーの血液で止められます
いわばハイン専用の鎮静剤みたいなものですな

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:37:20.34 ID:e/Hat7G40
>>160
ありがとう。さっきから他作品のことばっか聞いちゃってごめんね

162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:40:32.16 ID:7HsXKshuO
>>159
激しく同意

ポニテの似合うキャラか……
だれだろうな

163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:47:15.65 ID:ZuMCMcQjO
しつもーん!
ツンのような直接戦闘に関わらずに、戦闘装束を作ることを専門にする生徒達もいるんだよね。
彼女達の真価はその装束を纏って戦ってくれる人(ブーンみたいな)がいなければ、
基本的に成り立たないと思われるわけだけど、自分で自分の能力をプログラムして戦うことはできないのですか?

それとも、ツンみたいなタイプを選ぶ人は得てして選択肢がなくて否応なくその道を選ぶとか……

164 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 22:54:44.34 ID:GFsk0RP60
>>163
自分に強化術式をかけて戦う生徒はいます
ただし術式と肉弾戦の両方の知識と経験が必要なためダブルクラスになってしまうことが多く
結果、1st&2ndや2nd&2ndで卒業してしまうことになりやすいので、あまりする人はいません
やるとしても、オプションパーツを利用したりです

そういう意味ではクー=ルヴァロンの成績は、本当に異常なのですね

というわけで、
やろうと思えばツンが自分自身に身体強化術式をかけ、戦うことはできます
が、格闘戦の知識と経験がない以上、大きな利はないので・・・ってな感じです

165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:57:24.24 ID:tX/PFLp+0
術式はプログラムしておくんですよね?
プログラミング言語みたいなものがたくさんあったりするんですか?

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:57:27.47 ID:ZuMCMcQjO
>>164
成るホロ。
でもツンはなんか今のスタイルを改革しようとしてるみたいだし、楽しみだなあ

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 22:59:41.67 ID:e/Hat7G40
レクリエーションで、強化術式や防御術式などを使う生徒と共に目標を達成した場合、補助した生徒にもボーナスはあるんですか?

168 : ◆BYUt189CYA :2009/01/04(日) 23:02:58.60 ID:GFsk0RP60
>>165
言語は一応は統一されていますが、地域によっては独特な記述があったりします
尚、プログラミングでイジれるのは

射程、出力、反動、タイミング、タイムラグ、消費、連射、範囲、色・・・などなど色々で
基本的な術式は教科書などにサンプルとして記されていたりするのですが
これの通りにプログラムしても、あんまり強くないわけで

とにかく試行錯誤しながら、
自分に合う術式を導き出すのが楽しそうだなー、と自分は思います
年齢や経験によって、好みのタイミングなども変わってきますから
術式においての『完成』というのは存在しにくい、ってな部分も大きいです


>>167
担当した教師次第です
作戦を重視する人もいれば、連携を重視する人もいます
ちなみに渋澤先生は割と公平なタイプ

169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 23:08:18.29 ID:tX/PFLp+0
ありがとうございます。
あんなのがいろいろとプログラムできたら楽しそうですよね!

170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 23:21:52.71 ID:ZuMCMcQjO
俺だったら迷わず自分のチンコを強化するけどな

171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 23:26:17.55 ID:5OiLbt60O
カレーにソースは外道ですか?

172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/04(日) 23:39:39.70 ID:GTwEXJjtO

ギコ見てるとHoobastankのThe Reason思い出す

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