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雛苺「ようぐそうとほうとふ?」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:14:04.34 ID:jSm7lWT00
雛苺「ジュンは図書館に入っちゃったし退屈なのよ」

雛苺「真紅ー。遊んでぇ」

真紅「今は読書の時間だからまた今度にしてちょうだい」

雛苺「はいなの……」

雛苺「翠星石ー。遊んでぇ」

翠星石「のりにお掃除を頼まれてるから無理です。ほら、邪魔だからあっち行けですぅ」

雛苺「うゆ……。わかったの」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:19:26.98 ID:jSm7lWT00
雛苺「お絵かきも飽きちゃったし、おもちゃが欲しいのよ」

雛苺「確かジュンの部屋にミニカーがあったの」

雛苺「ミニカーで遊ぶのよー」トテトテ

ジュンの部屋

雛苺「た、高いところにあって取れないの……」

雛苺「だ、大丈夫よ。ヒナはジュンのぼりで鍛えてるんだから!」

雛苺「よいしょ……よいしょ……。と、取れたの」

雛苺「さっそく遊ぶのよ! ブーン! ブーン!」

雛苺「ブー……あっ!」

ガッシャーン

雛苺「こ、壊れちゃったの……」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:22:39.56 ID:jSm7lWT00
雛苺「どうしよう……ジュンに怒られちゃう」

雛苺「なんとかして直さないと」

雛苺「こんな時お父様がいたら簡単に直してくれるのかな」

雛苺「はっ! 外に出れば修理できる人がいるはずなの!」

雛苺「外はちょっと恐いけど……お手紙を出したこともあるしきっと大丈夫なのよ」

雛苺「長い旅になりそうなの」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:25:31.50 ID:McjxlwwUO
くとぅるー支援

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:26:35.57 ID:jSm7lWT00
雛苺「おやつよし! 壊れたミニカーよし!」

雛苺「お風呂の窓からレッツごー! よいしょ、よいしょ」

雛苺「ぶらりぶらりと歩くのよ。でもあてがないわ」

「ねえ、どうするの?」

「直してもらうしかないよ」

雛苺「道路の方で声が聞こえるの」

雛苺「近づいてみるの!」テクテク

女の子「これみきちゃんに借りたお人形なんだよ。どうしよう」

男の子「玩具修理者のところに行けば大丈夫だよ。あの人ならなんでも直せるんだ」

雛苺「なんでも直せる!?」

6 :紅モップ ◆GgMukku1MQ :2009/05/02(土) 23:27:27.22 ID:C80aAz1WO
これはよさげ支援

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:32:33.45 ID:jSm7lWT00
女の子「それって本当?」

男の子「本当だよ。僕もこの前ゲームを直してもらったんだ」

女の子「でもお金もってないよ」

男の子「お金がなくてもようぐそうとほうとふは直してくれるんだ」

雛苺「ようぐそうとほうとふ?」

女の子「ようぐそうとほうとふ?」

男の子「玩具修理者の名前だよ。とにかく彼のところに行こう」

女の子「うん!」

雛苺「いいことを聞いたの。ヒナもようぐそうとほうとふにミニカーを直してもらうのよ!」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:36:17.88 ID:xdJzybAkO
クトゥルーとも分からずに玩具修理者を読んでてこのスレで初めて気づいた

てかあの人の昨品もしかして全部クトゥルーか?

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:36:30.82 ID:jSm7lWT00
雛苺「あの二人を追いかけないと」

雛苺「あ、自転車に乗って行っちゃったの」

雛苺「これじゃようぐそうとほうとふの場所が分からないのよ」

雛苺「困ったの……」

ガサガサッ

雛苺「っ!?」ビクッ

猫「にゃあ」

雛苺「ねこさん! 久しぶりなの!」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:38:20.90 ID:pVr64A74O
ニャーン

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:38:38.58 ID:qT7PapEQ0
雛キター!猫キター!
これは支援

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:39:06.37 ID:McjxlwwUO
>>8
多いけど全部ではない
大概はSFチックなホラー

これ丸パクリにはしないよな?

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:39:50.41 ID:jSm7lWT00
雛苺「そうだ! ねこさんはようぐそうとほうとふのお家分かる?」

猫「にゃ」コクッ

雛苺「お願いなの。ビスケットあげるから連れて行って欲しいの」

猫「にゃ!」コクコクッ

雛苺「わぁ。ねこさんありがとうなの!」

猫「にゃぁ」クイッ

雛苺「背中に乗ればいいのね? よいしょっと」

ビューン

雛苺「は、速いのー。ねこさんすごいすごーい」

猫「にゃ!」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:40:48.84 ID:jSm7lWT00
>>12
丸パクリじゃ短すぎるし、後半はオリジナル展開にする予定
書き溜めてないからどうなるか分からんが

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:44:05.17 ID:q87uMtyhO
これは支援

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:45:02.59 ID:eWSQiApjO
邪神占いでヨグソトースだったから支援

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:45:22.66 ID:jSm7lWT00
猫「にゃぁ」

雛苺「ここがようぐそうとほうとふのお家?」

猫「にゃ」コクッ

男の子「ね、言ったでしょ」

女の子「うん! よかったぁ」

雛苺「さっきの二人が出てきたの」

雛苺「すごいの……壊れてた人形が綺麗に直ってるの」

雛苺「ちょっぴり恐いけど、中に入るのよ」

雛苺「ねこさん、ちょっと待っててなの」

猫「にゃ」コクッ

雛苺「お邪魔しますなのよー!」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:46:39.09 ID:D/seUHex0
玩具修理者かよw

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:47:10.62 ID:q87uMtyhO
>>16
オレツァトゥグァだった。羨ましい

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:51:42.41 ID:jSm7lWT00
雛苺「よ、ようぐそうとほうとふ?」

シーン……

雛苺「ようぐそうとほうとふ!」

シーン……

雛苺「いないの……?」

ガラッ

雛苺「ひゃっ」ビクッ

「…………ニタァ」ジロ

雛苺「ようぐそうとほうとふ?」

玩具修理者「……」コクリ

雛苺「あのね、これっ……このミニカーを」

玩具修理者「てぃーきーらいらい。……これを、どう、する? どう、したい? ……てぃーきーらいらい」

雛苺「これを直して! 元の形に、動くように!」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:52:16.17 ID:eWSQiApjO
ニタァ

22 :紅モップ ◆GgMukku1MQ :2009/05/02(土) 23:53:53.03 ID:C80aAz1WO
元ネタがわかんねぇ…

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:54:31.95 ID:oJeUzSeP0
>>22
小林泰三でぐぐれ

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:54:39.19 ID:McjxlwwUO
>>22
玩具修理者でググれ

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:54:56.19 ID:qrEVXrYWP
うーんこれは・・・
乙女元々人形だしな・・
壊れて直してだからどうしたって話になるんじゃ

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:56:04.51 ID:QmUmFag90
これはいいマエストロ

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:56:05.82 ID:q87uMtyhO
>>25
パーツ余ってジャンクになる気がする

28 :紅モップ ◆GgMukku1MQ :2009/05/02(土) 23:56:08.23 ID:C80aAz1WO
>>23,24
d

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/02(土) 23:56:54.14 ID:QRAdnduGO
意外と知ってる人いるんだな
もっとマイナーな人かと思った

30 :紅モップ ◆GgMukku1MQ :2009/05/02(土) 23:59:05.05 ID:C80aAz1WO
こぇぇ…これ

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:01:21.96 ID:H+xtcncJO
この後、ホラーに行くかギャグに行くかどっちなんだろう

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:01:28.70 ID:WC7XWpo20
玩具修理者「ぬわいえいるれいとほぅてぃーぷ!! まだなのか!?」ガシャーン

雛苺「ど、どうして床に叩きつけるの? また壊れちゃ……」

玩具修理者「……」ガチャガチャ

雛苺「ミニカーが……バラバラなの。これじゃ余計に……」

玩具修理者「りーたいとびー、ぎーとべいくく……」

雛苺「お歌? それにオモチャの鉄砲? どうしてそんなものを持ってくるなの?」

玩具修理者「……」ガチャガチャ

雛苺「全部ばらばらなのよ」

玩具修理者「すひーろうびーようゆーいぃーえいふいぃーえいふいぃーえいふ、あいめいがいにーどりーみーる、……」

雛苺「楽しそうなのね。今度は何をバラバラに? ……ね、猫さん!?」

ガチャガチャ

雛苺「びっくりしたの。さっきの猫さんかと思ったのよ」

ガチャガチャ

雛苺「う……猫さんの死体もバラバラに……うぇ」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:02:37.15 ID:zbC3BCXv0
雛苺「巴はどうしていつもサングラスをかけてるの?」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:02:42.60 ID:8ntYDTfS0
なん・・・だと・・・?
支援

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:03:26.99 ID:22zza9vaO
>>29
ウルトラマンの話とかヒトブタの話とか好きだぜ

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:09:01.83 ID:WC7XWpo20
雛苺「うぇ……気が遠く……なってきたの……」

ガチャガチャ

――

――――

――――――――

玩具修理者「ぬわいえいるれいとほぅてぃーぷ!! もうなのか!?」

雛苺「……はっ!」

雛苺「終わったの?」

玩具修理者「……」コクッ

雛苺「すごい……元通りなの。ミニカーだけじゃなくて猫さんも鉄砲も。ひっ」

雛苺「猫さんの目……鉄砲の弾なの。パーツがバラバラだわ」

雛苺「でも直ったからよかったの。ありがとう、ようぐそうとほうとふ」

玩具修理者「ニタァ」

雛苺「お邪魔しましたなのー!」

雛苺「猫さんお待たせなの。お家に帰るのよー」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:10:14.54 ID:73Oeer+XO
新作読みたいんだよね

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:14:59.36 ID:WC7XWpo20
雛苺「ただいまなのー」そーっ

雛苺「よし、外に出たのはバレてなさそうなの」

雛苺「このままジュンの部屋に戻って……」

雛苺「これを戻せば完璧なの」

雛苺「よいしょ、よいしょ。これでいいの!」

雛苺「ミッションコンプリートなのー!」

ジュン「ただいまー」

雛苺「ぎ、ギリギリだったのよ……」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:17:45.10 ID:BUEmU9fa0
まさかのヤスミンスレかよ

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:18:41.14 ID:NLMVi4yLO
ニタァ

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:19:33.02 ID:WC7XWpo20
それから数日。
平和な日常が長く続くわけがなく。
アリスゲームは徐々に激化していった。

水銀燈「くらいなさぁい!」

蒼星石「ぐ、ぐあぁぁ」

水銀燈と蒼星石はnのフィールドで戦っていた。
遠距離からの攻撃手段を持つ水銀燈が蒼星石を容赦なく攻める。

レンピカ「……!」

主の危機に、人工精霊のレンピカは翠星石たちに助けを求めること選択する。
自分が戻るまでどうか耐えていてくれますようにと祈りながら、レンピカは桜田家に向かって飛ぶ。

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:19:37.31 ID:FI9eFqa0O
雛のうざ可愛さは異常

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:25:50.32 ID:WC7XWpo20
蒼星石「くっ……」

水銀燈の攻撃になすすべもなく、蒼星石は満身創痍で防御に徹していた。

翠星石「蒼星石ー! 助けに来たですよ!」

真紅「水銀燈、あなたの好きにはさせないわ」

雛苺「なの!」

水銀燈「ふぅん、あなたたちもやられにきたの」

蒼星石「みんなどうして!?」

翠星石「レンピカが教えてくれたですよ。ほら、ここから巻き返すですぅ」

翠星石は庭師の如雨露を振るう。
世界中の枝が無数に伸び、水銀燈に襲い掛かる。

水銀燈「くっ」

水銀燈は攻撃をやめ、回避に徹する。

真紅「蒼星石、あなたは隅で休んでいて。ここは私たちがなんとかするわ」

蒼星石「助かるよ」

蒼星石はボロボロになった身体を引きずり、物陰に隠れた。

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:27:12.62 ID:H+xtcncJO
ぐふふ

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:31:26.29 ID:WC7XWpo20
翠星石「おらおらですぅ!」

真紅「ローズテイル!」

雛苺「うゆー!」

世界中の枝、薔薇の尻尾、苺轍があらゆる角度から水銀燈を襲う。
直撃は避けているが、水銀燈は徐々に追い詰められていく。

翠星石「こっちは三対一です! 勝てるとでも思ったですか?」

水銀燈「あら。いつ私が一人で戦っていると言ったのかしら?」

水銀燈は追い詰められたこの状況で不敵に笑う。

蒼星石「うわああああああああああああああ」

それとほぼ同時に蒼星石の叫び声が響き渡った。

翠星石「蒼星石!」

翠星石は攻撃をやめて、あわてて蒼星石のもとに向かう。
蒼星石は物陰で白い茨にぎりり、と縛り付けられ、苦しんでいた。

「はじめましてお姉さま」

そこにまた一体、ドールが現れる。

雪華綺晶「私は雪華綺晶。ローゼンメイデンの末妹で、今は黒薔薇のお姉さまの味方……」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:33:07.48 ID:JSgdefcC0
這いよる混沌支援

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:38:45.28 ID:WC7XWpo20
真紅「第七ドール!?」

雛苺「え? どうゆうことなの?」

水銀燈「私も一人じゃないってことよ。勝つためには貴方たちみたいに仲良しごっこも必要だと思ってね」

翠星石「蒼星石を話しやがれですぅ!」

翠星石は如雨露を雪華綺晶に向けて振り下ろす。
しかしそれは簡単に弾き返されてしまう。

水銀燈「無駄よ。私はすでに金糸雀を倒した。彼女のローザミスティカは雪華綺晶の中にあるのよ」

真紅「なんですって!?」

雪華綺晶「翠薔薇のお姉さま。貴方じゃ私を止められません。そして蒼薔薇のお姉さまは、壊れる」

白い茨がさらに強い力で蒼星石を締め付ける。
蒼星石の胸元から青白い光を放つ結晶、ローザミスティカが飛び出した。

蒼星石「ごめん……ね……翠星……せ――」

蒼星石の動きが完全に停止する。
水銀燈の人工精霊メイメイがすかさずローザミスティカを奪い、主のもとに持ってくる。

水銀燈「おりこうねメイメイ。ああ、力が溢れてくる……」

絶望的な状況だった。
アリスゲームは確実に進行している。
真紅たち三人はそれを身をもって思い知らされた。

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:39:28.48 ID:H+xtcncJO
C市えん

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:41:02.16 ID:8ntYDTfS0
修羅場か・・・
支援するぞ

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:45:40.30 ID:WC7XWpo20
翠星石「いやあああああああああ」

翠星石は涙を流しながら蒼星石の身体に抱きつく。
茨の棘が刺さるが、それをものともせずに強く抱きしめる。

雪華綺晶「あなたのローザミスティカも……」

雪華綺晶は白い茨を翠星石に飛ばす。

真紅「翠星石危ない!」

真紅が慌てて翠星石のもとに駆け寄り、その場から引っ張る。
しかし少しばかり遅れたせいで、翠星石の右腕と右足に茨が絡みつき、そして胴体から引きちぎった。

翠星石「ああああああああ」

雛苺「翠星石ー!」

雛苺は苺轍を飛ばし、真紅と翠星石を精一杯の力で引き寄せる。

真紅「許さない……許さないわ」

大量の薔薇が真紅の手のひらがら放出される。
そして津波のように雪華綺晶へと襲い掛かった。
雪華綺晶は茨を無数に出し、壁にする。
しかし、膨大な量の薔薇は、茨の壁ごと雪華綺晶を飲み込み、押しつぶした。

雪華綺晶「いやああああああああ」

断末魔の叫びとともに、大量の薔薇の中から二つのローザミスティカが飛び出した。

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:48:57.98 ID:JSgdefcC0
グロ展開になってきたな

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:51:45.88 ID:WC7XWpo20
真紅「ホーリエ!」

ホーリエはローザミスティカを確保する。

真紅「二つとも翠星石にあげて」

心身共にぼろぼろになった翠星石に少しでも力を与えるため、真紅は二つとも彼女の身体に入れる。

水銀燈「ちっ……やるじゃないの。このままじゃ分が悪そうね」

水銀燈は状況を冷静に判断し、この場から離脱することを選択する。

雛苺「逃がさないのよ!」

雛苺が慌てて轍を飛ばすが、華麗に避けられ、水銀燈は消えていった。

あまりにも残酷なゲームに一区切りつく。
悲しすぎる結果を残して。

真紅「帰りましょう」

翠星石「蒼星石……蒼星石……」

翠星石はうわごとのように妹の名を呼ぶ。うつろな目で動かなくなった身体を見つめながら。

真紅と雛苺は、彼女を支えて、岐路につく。

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:57:53.08 ID:WC7XWpo20
ジュン「僕にも直せないよ……」

ジュンは草笛みつが持ってきた金糸雀を見ながら、言う。
もう動かなくなった彼女をみつは大事そうに抱きしめている。

みつ「なんで……なんでカナがこんな目に……」

水銀燈と雪華綺晶にやられて、右足と胴体、頭以外が粉々になっている。
最悪の状態だった。

物置が一瞬光る。真紅たちが戻ってきたのだ。
彼女らは、ジュンとその前にある変わり果てた姉の姿を見て、崩れ落ちた。

水銀燈の言っていたことは真実だったから。

ジュン「お前らそれ……」

ジュンは動かなくなった蒼星石と、手足が一本ずつない翠星石を見て、驚愕する。
真紅は一呼吸おいてから、何があったのかを説明した。

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 00:58:24.14 ID:8ntYDTfS0
鬱だ・・・支援

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:04:40.55 ID:WC7XWpo20
雛苺「玩具修理者なら……ようぐそうとほうとふなら直せるかもしれない」

真紅「ようぐ……それは一体誰なの?」

雛苺「何でも直してくれる人なのよ。足りないものも、別の物で補って完璧に直してくれるのよ!
    これなら翠星石だけじゃなくて蒼星石と金糸雀も……」

真紅「駄目なの雛苺。一度ローザミスティカが離れてしまったら、いくらボディが直っても二人は……」

雛苺「うゆ……。でも、でも翠星石なら直せるはずなのよ! 蒼星石と金糸雀の身体を使えば」

翠星石「翠星石が……蒼星石と金糸雀の身体で……」

ジュン「とにかく、その人のところにいくしかないぞ」

真紅「ねえ、あなたは金糸雀の身体を使うことを許してくれる?」

みつ「……うん、きっとカナもそうしたほうが喜んでくれるはず」

ジュン「行こう」

真紅「ええ……」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:06:21.13 ID:uw/me7qe0
これ終わったらドラえもんで酔歩する男やってくれ

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:06:46.28 ID:JSgdefcC0
3人合体して遠近両用の完璧超人が出来るんですね

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:10:47.79 ID:8ntYDTfS0
ど・・・どうなるんだ支援

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:12:22.64 ID:WC7XWpo20
雛苺の案内で、真紅たちは玩具修理者のもとを訪れた。

雛苺「ようぐそうとほうとふ!」

玩具修理者「……」ジロ

雛苺「翠星石を、もとに戻して欲しいの! 蒼星石と金糸雀の身体を使っていいから」

雛苺がそういうと、玩具修理者は翠星石と蒼星石、金糸雀をまとめて抱き上げた。

玩具修理者「ぬわいえいるれいとほぅてぃーぷ!! まだなのか!?」ガシャーン

三人の身体を床に叩きつける。

翠星石「きゃぁっ」

真紅「何をするの!」

雛苺「大丈夫なの! ようぐそうとほうとふを信じて!」

雛苺は叫ぶ。
彼なら元通りにしてくれると、彼女は確信しているのだ。
ガチャガチャと作業は進む。
玩具修理者は愉快に歌を歌いながら直していく。
そして、二時間ほどで翠星石は元に戻ったのだ。
蒼星石の右腕と、金糸雀の右足を新たにつけて。

雛苺「ありがとうなの、ようぐそうとほうとふ」

雛苺は笑顔で礼を言った。

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:13:18.10 ID:WC7XWpo20
>>56
そんなことしたら寝れなくなるじゃねーかwww

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:20:49.20 ID:WC7XWpo20
その夜。
真紅と翠星石、雛苺は話し合いをしていた。
水銀燈はきっとまた襲ってくる。その時には決着をつけなくてはならない。
互いが、アリスゲームを戦い抜く覚悟があるのか。

翠星石「翠星石は戦うです。水銀燈と、そして真紅たちとも。
     蒼星石と金糸雀、二人の身体を貰っているんです。戦うしか、ないんです……」

真紅「そう……。なら私も、戦うしかないのね」

雛苺「うゆ……ヒナはできない。水銀燈と戦えても、真紅と翠星石とは戦えないの」

真紅「雛苺……」

雛苺「だからね。もし最後にヒナが残ってたらローザミスティカはあげる。
   でもその代わりにヒナの身体の一部をようぐそうとほうとふに頼んで、くっつけて欲しいの
   そうすれば、ずっといっしょにいられるし、ヒナもいっしょにアリスになれるから」

翠星石「約束するですよ」

真紅「ええ、貴方の望みは叶えるわ」

悲しい決意とともに、夜は更けていく。
そして翌日。メイメイが真紅たちの目の前に現れ、最後の戦いへと誘った。

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:22:44.71 ID:cqKveUzCO
まさかの玩具修理者

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:30:51.28 ID:WC7XWpo20
水銀燈「きたわね」

nのフィールドで、水銀燈は一人立っていた。右手に剣を携えて。

真紅「決着をつけましょう」

翠星石「蒼星石……見ててください」

雛苺「……」

真紅は右手に杖を、翠星石は右手に庭師の鋏、左手に庭師の如雨露を持った。

水銀燈「行くわよ」

降り注ぐ黒い雨。それが最後の戦いの合図だった。
乙女達は宙を舞い、ローザミスティカを奪い合う。

水銀燈の羽が真紅を傷つけ、翠星石の鋏は、水銀燈の羽を斬る。
雛苺はひたすら後方支援にまわる。

水銀燈「隙だらけよぉ」

杖を大振りする真紅に、水銀燈は剣を刺す。
真紅はうめき声を上げながら落下していく。
雛苺は慌てて受け止めるが、剣の切っ先が彼女の胴をも貫く。

水銀燈「ラッキィ」

水銀燈は笑う。だが後ろから迫る鋏の一撃を察知してすぐさま身を翻す。
そしてついに、一対一となった。

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:39:30.25 ID:WC7XWpo20
水銀燈「やるじゃない」

水銀燈は翠星石の繰り出す鋏の連続攻撃をで避ける。
彼女は思った。翠星石がこれほどまで巧に接近戦をこなせるはずはない。

水銀燈「どういうことなのかしらね」

羽を交えた攻撃で、徐々に反撃を開始する。

翠星石「翠星石は翠星石じゃないのです」

そう言って羽の攻撃を鋏で受け流す。

翠星石「水銀燈、“僕”は負けられないのです」

そう言って左手を大きく振る。今まで一度も使わなかった如雨露を使用。
世界樹の枝が水銀燈の羽に巻きつき、動きを封じた。
水銀燈は如雨露による攻撃を失念していた。
鋏だけでの攻撃が続き、如雨露が意識から離れていたのだ。

水銀燈(まさか、狙ってたの……)

翠星石「残念でしたね。翠星石は“頭脳派”ですから」

鋏が、水銀燈を貫いた。
力を失い、彼女は落下していく。

65 : [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:42:10.68 ID:ya585G+JP
途中で話の質を変えるとつまらなくなるとあれほど

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:42:17.04 ID:700UCux5O
ニャルさまの魅力はあの異質な立ち回りっぷり
あと上司の存在もポイント高いな

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:43:43.47 ID:WC7XWpo20
翠星石「や、やったですぅ」

翠星石は勝利した。アリスゲームに勝ったのだ。

翠星石「さて、ローザミスティカを……ぐふっ」

翠星石はうめき声をあげて落下していく。
その胴体には剣が刺さっていた。

水銀燈「運が……無かったわね」

水銀燈は偶然、真紅と雛苺が倒れている場所に落下していたのだ。
そこから剣を引き抜き、翠星石へ向けて投げたのである。

水銀燈「同士討ちよ……」

そういって水銀燈は完全に動かなくなった。
かろうじてまだ動く翠星石は、なんとかしてローザミスティカを体内に取り込む。
しかし、力が完全にみなぎらない。

翠星石「このままじゃまずいですぅ……」

翠星石「みんなの身体を持って……玩具修理者のところに……」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:48:40.77 ID:WC7XWpo20
――

――――

――――――――

「お父様……」

ローゼンのもとに、ドールが現れる。

ローゼン「その声は真紅かな?」

ローゼンは目を凝らして姿を見る。
しかし、見えたのは青色のドレス。

ローゼン「いや、蒼星石か?」

ローゼンがそう言うと同時に、ドールから黒い羽が広がる。
それは水銀燈のものだった。

ドールの顔が明らかになる。
雪華綺晶の髪に雛苺の顔。

「ねえ、お父様……僕は一体誰かしら?」

「水銀燈? 金糸雀? 翠星石? 蒼星石? 真紅? 雛苺? 雪華綺晶? それとも、アリス?」

「ねえ、私はだあれ?」

おわり

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:49:21.19 ID:WC7XWpo20
疲れた
激しいオナニーでした
序盤の流れを期待していた人はごめんね
おやすみ

70 : [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 01:53:03.55 ID:ya585G+JP
昨今のクオリティの低さは異常だな

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 02:00:52.53 ID:8ntYDTfS0
乙・・・
まさか・・・この展開になるとは・・・

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 02:02:29.24 ID:H+xtcncJO


ねぎまさん、GWにSS書いてくれるんじゃないの?

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 02:04:02.99 ID:JSgdefcC0
お父様は究極の少女が出来て喜んだだろう

74 : [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 02:05:29.53 ID:ya585G+JP
>>72 まあ待ってろ

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 02:09:02.24 ID:H+xtcncJO
>>74
質の高いSSとやらを期待しています

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 02:12:08.08 ID:ZNOuXthkP
玩具修理者知らないんだがクトゥルーと関係あんの?
クトゥルーもののアニメかなんか?

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 02:14:36.34 ID:JSgdefcC0
小説

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/03(日) 02:15:17.75 ID:QQCLOMtu0
俺も知らんが確か小説だったと思う

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